LPR API を使ってみる ~①curlでの画像送信~

SensingAPI のLPR APIでは、画像データをmultipart/form-dataとしてHTTPリクエストで送信する必要があり、送信のためには開発が必要となります。開発前に手軽にLPR APIの動作確認をしたい場合は、curlコマンドを利用する方法があります。

各種LinuxOSやMacOSXのほか、Windows 10(Ver.1803以降)においても、curlコマンドはインストールされており、CUI(ターミナルやコマンドプロンプト)から実行できますが今回はWindowsのコマンドプロンプト(cmd)を利用する場合の動作確認手順を紹介します。

LPR APIの利用には、発行したAPIトークンのプランに応じた利用料金が発生しますのでご注意ください。

事前準備

・認識させる画像
・Windows cmd
・LPR API トークン
・LPR API リクエスト先URL

動作環境
Windows11

テストファイル用意
特にフォルダを新しく作成する必要はないですが、分かりやすくするためにデスクトップ上にtestフォルダとその配下にtest.jpgを用意しました。

動作確認手順

コマンドプロンプト起動
コマンドプロンプトを起動させ画像ファイルが配置しているディレクトリまで移動します。

curl コマンド用意
次に実行するコマンドを準備します。

curl -X PUT <使用するAPIのURL>?token=<発行したAPIトークン> -F "image1=@<送信画像ファイル名>" 

上記コマンドでナンバープレート認識の結果を受け取ることができます。

コマンド実行
実際にcurlコマンドを実行し、画像を送信します。

{"PLATES":[
{"AREA":"練馬","CLASS":"331","COLOR":"白","DIGITS":"0270","KANA":"と","KIND":"自家",
"SCORE":{"AREA":"64.5","CLASS":"80.7","DIGITS":64,"KANA":"70.2"},
"TYPE":"中板"}],
"RES":1}

簡単に結果を受け取ることができました。

次回は複数枚の画像送信方法について紹介します。